カテゴリー: 街々エッセイ
我家の灯明
私達が毎年楽しみにしているイベント「博多灯明ウォッチング」。
去年は台風の影響の風雨で残念な結果だったので第11回めの今回を楽しみにしていたのだが、仕事の都合で残念ながら行く事を断念せざるを得なかった。最後の30分を見れたらと思い、夕食も早々と済ませたのだが予想に反して時間がずれ込んでしまったのだ。もし仕事が終わった後にダッシュして出かけたとしても多分後片付けしか見れない時間になってしまった...。
そこで、あきらめが悪い私達は家中のキャンドルホルダーをかき集め即席の灯明見物をする事にした。私達ふたりが誕生日に貰ったガラス製のモノや手作り陶器のモノ。クリスの従姉妹から貰った陶器のモノ。クリスが以前から持っていた石製のモノ。私がフィリピンで自分へのお土産に買った赤いガラス製。同じものは無いうえに、たった5個しか無いがテーブル上で楽しむにはヨシとした。

家の中のはずなのに炎が揺れる。(我家は古いので何時でも何処でも風を感じるのである。)桜の透かし模様が大きく小さく揺れてそれはそれで風情があるかもしれない。
家の中。食事も済んだ。暗闇の中黙ってロウソクの火を見つめているだけじゃ、間がもたない。近くのスーパーで買ってきた赤ワインを空けチーズとクラッカーで炎見(?)をした。音楽はThe Cureである。なかなか良いではないか!
ただ、道沿いに置かれた灯明の風情や、校庭や公園内に何百何千の灯明で描かれた絵とはやはり違う。−ただ来年は見に行ける様に願うのみである。
-YS, 2005年10月23日
2005年10月23日
