カテゴリー: 日本の探偵小説
その後の犬神家
早いもので以前「犬神家の一族」がリメイクされるんだってよ〜っと騒いでからもうすぐ1年?
私の右眼はまだまだ完治していない。眼鏡そのものも合っていない。…くっきりと見えない。
けれども、まごまごしていたらまた入院なんて事になってしまうかもしれない等と不吉な想いに背中を押され2006年版「犬神家の一族」を観に行った。
普段は映画館になかなか出向かない私達。2年前の冬の「ゴジラ」以来だ。
ふたりとも映画人間ではない。それに加えてマチネ(昼間料金)5ドル、通常でも8ドルという場所に住んでいたので日本の映画料金を高く感じる。そりゃあ、もうこちらに住んで7年経ったけれど、やっぱり高いと感じてしまうのだ。普通はテレビ放映を待つ。ナントそんな私達が観に行ったのだ!
あの30年前の角川映画は宣伝が凄まじかったせいもあってかなり衝撃的だった。
もっとヴィヴィッドだった記憶がある。スケキヨくんも流行った。(個人的意見なのだが、あのマスクのイメージからゲーリーニューマンとかミックカーンに記憶が行ってしまう。←ふたりとも好きです。この気分は解る人だけ解ってください。)
…もっとオドロオドロしかった気がする。
そう。今回のバージョンは思いの他サラっとした雰囲気だ。
画面の色は、昔の写真っぽい色褪せたというか淡い色調。昭和22年は実際には知らないが、戦後わずか2年なのに登場人物がやけにクリーンすぎる気がするのだ。
文句を言っているのではないが前作はインパクトあっただけに、どちらが好きかと問われてみれば前作かな〜と思ってしまうのだ。別に比較する必要はないけれど。
ちなみに下に昭和47年発行の原作カバーを使ったイメージを載せてみる。このカバーもかなり私に影響しているのかもしれない。

血族の遺産相続がらみのストーリーの設定は外国にも有るのだろうが、あの日本独自の風景での金田一さんの活躍を兎に角、私達はこよなく愛するのだヨ。
- YS 2006年12月21日
2006年12月21日
